犬のアレルギー改善に亜麻仁油

亜麻仁油に含まれる必須脂肪酸が人間にとって非常に重要な役割を担うことは様々な点から明らかになっていますが、実は犬にとっても同じです。というよりも、必須脂肪酸と健康への関連はほ乳類で共通と言えます。

 

人間から見て体内で合成できない、いわゆる必須脂肪酸とされているものは、他のほ乳類でも必須脂肪酸です。必要摂取量に差はあれど、やはり主に食事から摂らなければなりません。ただし、そこを草食の哺乳動物は盲腸などにに住まう共生微生物に作ってもらっていたりなどと様々な方法でカバーしていることはあります。

 

犬に必要な脂肪酸というと、歴史的にオメガ6脂肪酸であるリノール酸ばかりが注目されてきました。栄養基準にもリノール酸は明記されていますが、αリノレン酸やDHA・EPAはありません。しかし、前述の通りオメガ3脂肪酸は犬にとっても必須脂肪酸です。

 

そして、人間と同じように近年の犬の飽食によりリノール酸過剰摂取が問題となってきており、それと同時にαリノレン酸の摂取の必要性も高まってきています。

 

犬のリノール酸過剰摂取は、やはり人間と同じようにアトピーとして現れ始めています。犬のアトピーは今や大きな問題であり、薬で簡単に治せず対処が難しいところまで同じです。そこで、リノール酸と拮抗作用のあるαリノレン酸の摂取で長期的な改善が可能と考えられています。

 

古い栄養学を参考にしたドッグフードはリノール酸の配合量ばかりを謳いオメガ3脂肪酸の配合量について一切触れていない(そして実際にほぼ含んでいない)ものですので、オメガ3脂肪酸を配合したドッグフードを選ぶか、亜麻仁油を混ぜた餌を食べさせるのが有効です。