亜麻仁油とオリーブオイルの違い、効果比較など

亜麻仁油と同じく健康効果の高い油としてオリーブオイルがあります。オリーブオイルも酸化しにくい、心臓病予防になる、便通改善効果など様々な健康効果がありますが、どちらがより効果的なのでしょうか。

 

まず比べてみたいのは、主成分である脂肪酸です。亜麻仁油の主成分はご存じの通りオメガ3脂肪酸に分類されるαリノレン酸で、オリーブオイルの主成分はオメガ9脂肪酸に分類されるオレイン酸です。

 

オレイン酸特有の健康効果はありますが、オメガ9脂肪酸は総量としては不足している脂肪酸ではありません。というより、現代人があえて意識して摂取する必要がある脂肪酸はオメガ3脂肪酸だけです。

 

オリーブオイルには抗炎症作用があるとされます。この秘密はエクストラバージンオイルに含まれる抗酸化物質の一種オレオカンタールにあると考えられており、この物質の長期的な摂取が心臓病の予防に役立っているとされています。亜麻仁油にもこれと同じような効果があり、主成分のαリノレン酸はリノール酸との拮抗作用により、炎症成分を生成するリノール酸の吸収を妨害し結果的に抗炎症作用を有します。

 

オリーブオイルの亜麻仁油に対する優位点としては、オレイン酸の持つ酸化しにくいという性質が挙げられます。

 

そのためオリーブオイルは亜麻仁油と違い加熱料理にも有効に使えますが、生で直接飲んだり料理にかけたりと意識して摂取する場合、いくらオリーブオイルが体にいいとはいえ不足しがちなオメガ3脂肪酸を補えないので、健康目的ならば亜麻仁油の方をお勧めします。生用に亜麻仁油、加熱用にオリーブオイルと二つ常備しておくと万全です。